獣医師・治療方針

獣医師紹介

院長 大北真嗣

草津大路どうぶつ病院、院長の大北真嗣(おおきたまさし)です。

動物たちも飼い主様も「安心し」「納得できる」獣医療を届けたいという思いからこの動物病院をつくりました。地域の皆様から信頼されて、気軽に立ち寄れるような動物病院になることができればと思っております。

病気のことはもちろん、日々の健康管理やお悩みなど遠慮なくご相談ください。

経歴

2012年
鳥取大学獣医学科 卒業
2012年-2016年 
京都府とわ動物病院 勤務
2016年-2020年
どうぶつ総合内科クリニック 勤務
2020年-2022年
南彦根どうぶつ病院 勤務
2022年
草津大路どうぶつ病院 開院

所属/資格

執筆/学会発表

当院の治療方針

01緊張してしまうような雰囲気を作らない

「緊張しない雰囲気づくり」というのは治療方針とは少し異なりますが、治療を行う上でとても大切だと思います。

病院に行くという行為は、動物は嫌ですし、飼い主様にも多少の緊張があります。緊張があると不安なことや、考えていたことをうまく伝えられなくなるかもしれません。その結果、獣医師側が重要な情報を聞き逃す可能性があり、そうすると当然治療にも影響が出てきます。

このようなことが起こらないように当院では緊張しない環境づくりを心がけています。

02安心し、納得できる獣医療を提供する

少し難しい話になります。院長は、「安心できる獣医療」とは、国内外で蓄積された獣医療記録(論文や教科書など)に基づく診療であると考えています。かといって、データに気を取られすぎると、目の前の患者さんに負担の大きな治療を押し付けてしまうことになりかねません。

「安心できる標準的な獣医療」をお伝えした上で、負担やリスクを減らすためにできることを考え、相談することが「安心し」「納得できる」獣医療につながるのではないかと考えています。

当院ではこのような獣医療を提供できるように努めています。

03予防医療も丁寧に行う

病気に対して適切な治療を行うことが動物病院の主な役割ですが、病気にしないために適切な予防を行うこともとても大切です。ワクチン、フィラリア、ノミ・ダニなどの予防医療についても常にアップデートし、気を抜かずに丁寧に行って参ります。

院長の得意分野

01総合内科

草津大路どうぶつ病院を開業するまでに、大学病院や地域の総合病院(二次診療)、町の動物病院(一次診療)、夜間救急病院で勤務しました。勉強のために日本動物病院協会が認定する総合臨床医の資格も取得し、様々な疾患の治療に携わってきました。このような経験から原因不明の症状への対応は得意としています。

当院での原因が判明しない場合、専門家の意見を伺うことができる仕組みも整えています。

02皮膚科

大学病院では主に難治性の皮膚病の診療を行っていました。皮膚病の診察は大規模な設備や多数の人員を必要としません。

皮膚の診察を行う上でのポイントは以下の3つだと考えています。

  • 皮膚の状態を見て原因を絞り込み、適切な皮膚検査を実施することができるか
  • 病名が判明したら、治療を行うための選択肢をいくつか提案できるのか
  • 提案した選択肢の中から最適なものを飼い主様と相談して決められるか

皮膚病は完治するものもありますが、アレルギーや角化異常(フケ症や脂症)など体質によるものも多いです。原因が判明しても治りにくい皮膚病については、うまく付き合っていける方法をご提案いたします。